遙か昔、まだ都が京であった頃。
片緋と名乗る調伏師に協力していた妖魔の姫君がいた。
闇無原に住む彼女を、人々は『闇欠姫』と呼んだ。
二人は協力関係にあり、姫君は調伏師に特別な好意を寄せていた。
しかし、彼は突然に彼女を封印してしまう。
何も分からぬまま、姫君は彼に恨みを抱きながら永き眠りに着いた。
そして現代。
彼女と調伏師が封印した魔物が蘇ったことにより、彼女は再び封印から解放される。
封印を解いたのは片緋の子孫と思われる青年と、強い力を持つ者たち。
人に敵意を覚えながらも、未だ憎みきれない姫君は彼等に協力することとなる。
再び巡り始めた運命は、彼女と彼等を何処へと導き、如何様な真実を見せるのか――
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